長野県私立幼稚園協会


〜「信州の幼稚園訪問記録」〜
教育に長く携わった、ある専門員の活動記録です。
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えんそく たのしかったね!   大屋幼稚園訪問記

5月10日、新年度早々の訪問でしたが、各学級の先生方からでていねいな指導計画を用意していただき、保育参観をさせていただきました。

 
お母様方と一緒に行ったバス遠足のことを思い出しながら、楽しく図工表現ができるように準備されていました。

 

 年少さんは、黒丸の色紙2枚を張り合わせたものをタイヤに見立てて、親子遠足に行ったことを話し合いました。そして、思い出したことを新しいクレヨンで楽しそうに描いていきます。

 「ママ・ママ」と泣いているお子さんを先生がやさしく抱っこしてらっしゃいました。友達が泣く中でも、先生は集中させる声がけを工夫され、入園して、まだ2ヶ月にならないのに、クレヨンの用意・席で待つ・お話を聞くなど生活習慣ができつつありました。

         年少さん       

 

年長さんは、絵の具もつかいます。どのお子さんも、用具の配置・筆の使い方の基礎の個人指導が確実にできていて立派です。表現したい場面はクレヨンで描いてありました。絵の具を使ってさらに場面が豊かになるように、楽しかった様子が分かるようにと好きな色を加えて描き込んでいきました。自分の絵をより印象的に仕上げようと工夫するのは難しいですが、絵の具を使うことで意欲を高めて、年長さんが取り組む題材にしていらっしゃいました。
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 年中さんは、黄色の紙を折ってバスを制作し、運転手さんの帽子をかぶったり、絵本を読み聞かせたりしてイメージをさらに膨らませました 。    
 「クレヨンさん、おはよう。」と声をかけてから、製作を始めました。 友達のしぐさや場所の様子を思い出しながら、「滑り台に乗ったね。」「スピード出てたね。」と大きな声で話しながら、思い思いに描き込んでいきました。すると、友達やお母さんの楽しそうな笑顔が次々と画面に登場しました


 保育終了後、研究会を開いていただきました。先生方に、描いた絵を見ながら子ども達が話してくれたことを話すと、登場人物のあの日の動きを思い出しながら表現していることが分かりました。子どもたちは、1本の線の描き始めから描き終わり・選んだ色の塗り方・描かれている人の表情に自分の思いをこめているのです。楽しかった1日に体中で感じたことを、先生に全部話したいと張り切って描いているのですね!


「子どもたちの思いを受け止めて、これからもっともっと絵を描くことが好きになるようにしたい。」と、先生方はこれからの保育への思いを大きく膨らめていらっしゃいました。

 
| houmonnagano | 東信地区訪問記録 | 10:37 | - | - | - |

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