長野県私立幼稚園協会


〜「信州の幼稚園訪問記録」〜
教育に長く携わった、ある専門員の活動記録です。
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自然がいっぱい、元気がいっぱい。       原村 こひつじ幼稚園
 9月28日(水)原村こひつじ幼稚園
 
 こひつじ幼稚園は、八ヶ岳山ろくの西南部に位置する原村にあります。実りの季節で幼稚園周辺の水田では、稲刈りが盛んでした。緑の高原野菜畑の中に、黄金の稲穂が存在感を示しています。こんな涼しい高原での稲作り、地域の方々のご苦労のたまものとお見受け致しました。幼稚園でも昔ながらの稲作をして、子ども達に貴重な体験をさせておられるそうです。
                   
    
 
 広々とした高原の幼稚園に、今日は迷わず到着できたので、朝保育に間に合いました。子どもたちも先生方も全員が外に出て、思い思いに遊んでいました。
 運動会の後、年長さんは跳び繩がトレンドになったそうで、園庭に広がって友達と跳びっこしていました。       
                            
 砂場では小さいお子さん達が、砂遊びです。大きなプリンが、立派にできました。大満足で、次々に作っていきますが、どこか崩れてしまいます。「今度こそ」と、プリン型に砂を入れている男の子の気持ちが伝わってきます。砂の持つ魅力が子どもの探求心をかき立てています。
                
 幼稚園には、タイヤに綱を付けた手作りおもちゃがありました。何人かが引っ張るタイヤに乗って遊ぶ子ども達。端で見ていたお子さんが、「乗せて」というようにそこにやってきました。楽しそうに乗っているお友達が譲ってくれました。数人の友達に引いてもらいましたが、うまく乗れず落ちてしまいまう子どもさんもいました。痛そうです。乗るにもコツ要るようです。タイヤは、転がすだけでなく引っ張って遊ぶこともできる道具で、理科の予備学習をしているようなものでもあります。貴重な体験がいっぱいの朝のひとときです。

 朝集会の時間に参加させて頂きました。子ども達は、主任先生から「指紋は一人ひとりみんな違う。違いを大切に」のお話を聞いていました。
 ども達と保護者に紹介いただいた後で、保護者の皆様へ話をさせて頂きました。
 園で大切にしている「自然との関わり・体験の大切さ」に関係させ、朝の保育での子ども達が体験している
様子や昔の子どもたちが、柿の木に登って実が採れるようになるまでに体験すること等加えて、子ども達が、力を蓄えて成長していく過程を考えて頂きました。
 「体験しているとき、子ども達は五感で感じたことを元に『たとえば引っ張るのは大変だと感じると、頭の中で考え、試して納得して』を繰り返して楽しんでいる。楽しみながら集中力や自発的な意欲が育ち、成長していく。小学校での円や円周率の学習の場面でその力が必要であり、幼稚園の日々は、学校での学習の大切な基礎であり、生きていく力を育むもの。世界の幼児教育で、大切にしていることは、その国の母語を身につけさせること。豊かな体験が脳機能を向上させ、6才までにほぼ身につくと言われる話し言葉を豊かに育てる。」といった内容でお話しさせていただきました。
  皆様に熱心にお聞き頂き感謝いっぱいです。
| houmonnagano | 南信地区訪問記録 | 10:27 | - | - | - |

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