長野県私立幼稚園協会


〜「信州の幼稚園訪問記録」〜
教育に長く携わった、ある専門員の活動記録です。
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赤い三角屋根の幼稚園         御代田町 三嶋学園杉の子幼稚園

 11月24日(木)三嶋学園杉の子幼稚園

 寒い朝でした。インターから御代田町まで、唐松林が広がる高原道路を、迷うことなく到着することができました。亡くなられた理事長先生「思い出の三角屋根」が目印になりました。

 園舎は3月に全面改築されたばかりとのことでした。寒い時期が長いので、自由に遊べるように広い廊下にされたそうです。大勢の年長さんが、廊下から遊戯室に遊び道具を移動させたり一緒に走り回ったり、裸足で木床の感触を楽しんでいました。午後の片づけ時間には、子ども達が雑巾で空拭きをしているそうです。  
   
        
          朝のお片づけ                      絵本コーナー

 ていねいな指導案を用意していただき、園内を主任先生にご案内頂きました。年少組は、たっぷりの歌と身体表現で育てる園の方針を受けた朝の会でした。子ども達の好きな歌をたくさん歌いました。柔らかい発声・全身で表現する指導を重ねられている様子がうかがえました。
                    
                           年少―あさのうた                 
 年中組は、プレゼント用の手紙を書くための文字あそびでした。鉛筆の持ち方や折れ・はね・払いも正確さに配慮し、2人体制でチームワーク良くていねいに全体指導・個別指導をされていました。年長組は「色画用紙を貼って自分も好きなものをプレゼントに」をねらいにした製作活動を楽しんでいました。色紙を貼るところが高度のようでした。「○君は、クレヨンになってしまいました。」先生は、一人ひとりの活動をしっかり見守ってらっしゃいました。2クラスともストックされた雑紙(製作後の切りくずを保存)を自由に使っていろいろ試しながら、自分のイメージを表そうとしていました。材料をムダに使わない習慣が付いていました。    
        
                 年中―文字あそびの前の説明

 園長先生から、ご主人と一緒に「子ども達に、自分の良さを伸ばす力の基礎をつけたい」と歩んでこられた園の歴史や子どものように大切に育ててこられた幼稚園への思いを伺いました。暖かくなると、豊かな自然や緑の芝生・楽しい砂場で思う存分楽しみます。俳句や剣道・日舞などの和風文化も体験できるそうです。小学校に上がった子どもの達の話題も出て、育ちのつながりを大切されていることがわかりました。地域や保護者の皆様とのつながりもお聞きしました。
 全員の先生方が参加されて、ゆっくりと研究会を持って頂きました。先生方には、活動のねらいと子ども達の実態をふまえた指導案を用意されたことに感謝しました。
 最後に、参観した活動から感じたことや心身や感性が大きく成長し話し言葉を獲得する幼稚園時代に、幼稚園活動を楽しみながら子ども達が育つ幼稚園作りをいっそう大切にと話す機会もいただきました。

| houmonnagano | - | 14:30 | - | - | - |

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